A03、 B03班合同冬合宿「弘前03」を開催しました。

A03班とB03班ではこれまで班ごとの研究集会を開催してきましたが、今回新たな企画として、班間の議論や連携・交流を深めるため、合同の研究集会を弘前市周辺で開催することとしました。ちなみに、研究集会の名前が「弘前03」となっているのは、同じ03班同士ということによります。
研究集会は、弘前市のお隣の平川市にあるホテルアップルランドにて、三泊四日の合宿形式で開催されました。今年の青森県は災害救助法が適用されるほどの大雪で、一時は会場に到着できるかも危ぶまれる状況でしたが、開催期間は少々雪が降る程度の穏やかな天候となり、欠席者もなく無事集会を終えることができました。
参加者は総勢44名で、42件の口頭発表がありました。そのうち学生は21名と、活気あふれる会となりました。観察・観測にもとづく研究を主とする班とモデリングを主とする班間の集会でしたが、質問・議論の時間を十分にとった発表とすることで、互いの研究の理解を深めることができました。さらに合宿形式のため、セッション後の食事や温泉、ロビーなどでも活発に話ができ、濃密な集会となりました。会が進むにつれ、学生からの質問も増えてくるなど、じっくりと話ができる合宿形式の良さが出ていたように思います。アプローチの異なる班同士ですが、実世界への適用という課題を共有し、互いに意見・情報交換ができたのは大きな収穫だったのではと思います。若手の交流も活発でしたので、こうした場が、将来新たな研究の立ち上がるきっかけになることも期待しています。
最後になりますが、弘前大学の道家さんにはLOCとして、会場の選定から開催にいたるまで大変お世話になりました。記して感謝いたします。　　　（文：松澤）

３日目の昼には、穏やかに晴れた中で集合写真を撮影できました