(参加者報告書を掲載しました)メキシコ押しかけワークショップ
日時 | 2024年2月26-27日(WS)、28‐29日(巡検) |
WS会場 | メキシコ国立自治大学(メキシコシティ) |
2024年2月26日と27日にメキシコ市のメキシコ国立自治大学において、押しかけワークショップ、”International Joint Workshop on Slow-to-Fast Earthquakes in Mexico”を開催しました。今回の押しかけワークショップは、「災害の軽減に貢献するための地震火山観測計画(第2次)」の中の「南海トラフ沿いの巨大地震」総合研究グループと共同でワークショップを実施しました。二日間でSlow-to-Fast地震学に関連した最新の研究に加えて、地震・津波災害の軽減に向けた両国の取り組みに関する研究が両国より紹介されました。日本からの参加者22名を含む68名の参加者から口頭発表32件とポスター発表26件の研究が発表されて、朝から夕方まで熱心な議論が続きました。
ワークショップ終了後の二日間でメキシコ市およびその周辺の火山の巡検がメキシコ国立自治大学地球物理学研究所のMariana Patricia Jácome Paz博士の案内の下、実施されました。巡検初日の28日はメキシコ市内の単成火山、Xitle火山とメキシコ国立防災センター(CENAPRED)を訪問しました。二日目となる29日は、メキシコ市から南東に70kmほど離れたPopocatépetl火山(標高5426メートル)の周辺の路頭と火口から5kmほど北に位置する火山観測の施設(標高約4000メートル)を見学しました。ワークショップと巡検を通じて日本とメキシコ両国の研究者・学生が、各領域で行っている最新の研究や技術開発について紹介しつつ、交流を深めました。
今回のワークショップの様子をメキシコ国立自治大学が公開しています。
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