SF地震学研究集会前日若手イベントを開催しました。

2023年9月12日（火）に翌日からの「International Joint Workshop on Slow-to-Fast Earthquakes 2023」に先駆けて、学生・若手研究者向けのイベントを東京大学地震研究所とZoomのハイブリッド形式にて開催した。現地には40名、オンラインには10名の 参加があった。海洋研究開発機構・新井研究員からは「比較沈み込み帯学―地震観測から見た地震発生帯構造と地震活動―」、東北大学・宇野助教からは「地質学からみたプレート境界深部の流体活動と岩石破壊」と題した講演をしていただき、沈み込み帯毎の地震波速度構造の特徴や、スロー地震の原因の1つとして挙げられる流体の挙動について理解を深めた。勉強会のあと、ラウンジにて現地参加者のみでポスター発表会（11件）を開催し、地震現象に関する議論や参加者同士の交流を深めた。

海洋研究開発機構　奥田花也他世話人一同
Slow-to-Fast地震学事務局

新井研究員による講演

宇野助教による講演

ポスターの様子