日本地球惑星科学連合2025年度連合大会会場で若手集会を開催しました。

日本地球惑星科学連合2025年度連合大会会期中に、昨年度に引き続き、若手研究者キャリア相談イベントを開催しました。今年度は、「Slow-to-Fast地震学の関連分野には、学部・修士学生が数多く在籍している一方で、博士課程在籍者は数が少ない」という点に着目し、大学生や大学院修士課程学生を主な対象とした座談会を企画しました。この座談会では、訪れた大学生・大学院修士課程学生に博士課程の魅力について知ってもらうとともに、若手研究者のキャリアパスやアカデミアに興味を持ってもらいたいと考え、様々な環境に身を置く現役の大学院博士課程の学生を話題提供者としてお招きしました。分野のバランス（地球物理学、地質学）、所属大学（旧帝大、地方大）、性別、経済状況（社会人博士、フェローシップ受給者等）等の様々な属性を考慮して話題提供者を選定することで、様々な背景を持つ参加者にとって有益な会にすることを心がけました。イベントには大学生から大学院博士課程在籍者まで幅広い層の学生が参加し、話題提供者達の話に真剣に耳を傾け、積極的に質問をするなど、座談会は大いに盛り上がりました。こうした活動は、将来的な領域の、そして研究分野の活性化につながると考えています。